訪問診療と往診
訪問診療とは、病院や診療所に通院が困難な患者さんのご自宅(入居施設を含む)に、原則として月2回医師が訪問し、診療計画を立て、診察や検査、投薬、療養上の相談・指導などを行うことです。必要に応じて訪問回数を増やすことも可能です。また、往診とは突発的な病状の変化などに対して緊急的にご自宅にお伺いして診療を行うことです。
当院では、定期的な訪問診療を行っている患者さんに対して必要に応じて往診を行います。
当院でできること
- がんの痛みの管理(医療用麻薬、PCAポンプ、神経ブロックなど)
- がん以外の痛みの管理(ペインクリニック)
- ご自宅での看取り対応
- 慢性疾患(高血圧、糖尿病、脳卒中後遺症、認知症など)に対する継続加療
- 褥瘡(床ずれ)の処置
- 気管カニューレの管理
- 在宅酸素療法
- 中心静脈栄養・経管栄養(胃ろうを含む)の管理
- 尿道カテーテル・自己導尿の管理
- その他(点滴、注射、投薬など)
対象となる方
- 病気や障害、高齢などのためにお一人で通院することが困難な方
- 退院後、ご自宅や施設での療養をご希望される方
- ご自宅や施設にて医療処置の必要な方
- ご自宅や施設で最期を迎えることを希望される方
ご利用について
診療のながれ
1相談
当クリニックまたは病院の地域連携室、担当ケアマネージャーなどにご相談ください。
2面接日決定
面接をさせていただき、訪問診療日を決定します。
3診察
ご自宅にうかがい診察します。
診療範囲
当院からおおむね車で20分以内とさせていただきます。詳しくはお問い合わせください。
費用
- 医療保険が適用となり、医療費の1割~3割を自己負担していただきます。高額医療費制度の適応になります。
- 在宅酸素、胃ろうなどの処置がある場合や、検査、注射、神経ブロックなどを行った場合、予定外の往診があった場合などには追加の負担をいただきます。
- 予防接種、診断書などの文書作成料は自己負担になります。
- 料金については、1ヵ月分をまとめて翌月に請求書を送らせていただきます。
※支払方法は、自動振替、銀行振り込み、現金支払いの中からお選びください。詳しくはお問合せください
お薬について
院外処方とさせていただいていますので、薬剤の費用は薬局にお支払いいただきます。最寄りの保険調剤薬局で受け取られるほか、保険調剤薬局からの配達も可能です(別途料金要)。